桜の花びらたち

 こんにちは!うらしまキッズ詫間です!

 校庭の桜もそろそろ散ってしまうなぁと思っていたらハッとしました。

 6年生と見る桜は今年が最後かもしれないのですよね。慌てて6年生と桜の写真や動画を撮ったのですが今回アップするのはその日に撮った別の学年の子たちです。6年生の分は来年必ずやって来るおめでたくて、そして辛い日まで大切に保存しておきます。

 春に咲くという理由だけではなく、桜という花は日本人にとって人生の節目を告げる特別な存在ですよね。

 ちなみに写真は「モテ顔をして」とリクエストしたものです(笑) 美しい桜を背景に美男美女のモテ顔をご覧ください。

 余談ですが「おかめ桜」と呼ばれる桜の語源をご存じでしょうか。

 福笑いやお面、おかめ納豆で有名なあのおかめさんのお話です。

 おかめさんは今から800年ほど前の京都に実在した人物で、彼女の夫は有名な宮大工の棟梁でした。

 夫はとても腕の良い大工で、千本釈迦堂の建築を任されたほどの名工だったのですが、千本釈迦堂の建築中に彼は取り返しのつかない凡ミスを犯してしまいます。とても悩んでいる夫のためにおかめさんが神仏に祈り続けると、ある日の事、夫のミスをカバーできるお告げを天から授かったのです。おかめさんのアドバイスのおかげで夫の建立は見事に成功するのですが、「男の仕事が妻の助言で成功した」となると夫が恥をかくと思ったおかめさんは建築が終わる前に自ら命を絶ってしまうという悲しいお話です。

 この悲劇から千本釈迦堂の本堂の前で咲く「しだれ桜」がおかめさんの涙のようだと「おかめ桜」と呼ぶそうです。