贈る言葉

 こんにちは!うらしまキッズ詫間です!

 俳句の先生をお招きして今回は低学年中心にみんなで俳人になってみました。

 文字数や季語などオーソドックスな約束事の説明が低学年の子供たちには少し難しかったと思いますが、子供ならではの純粋な心で書かれた多くの名作が出来上がりました。

 俳句は日本を代表する文化であり、「世界で最も短い詩」と言われています。17音という限られた文字数の中で自分の思いや感動を表現するためには、余分な言葉はそぎ落とし、ふさわしい言葉だけを選ぶことが求められます。俳句の体験を通し、語彙を豊かにしたり、言葉の使い方の技術を磨くことは必ず子供たちの将来に役立つ事でしょう。


 余談ですが、すぐに手が出てしまう子や切れる子の特徴は「意見を伝えるのが下手」な事です。言葉の使い方の技術が未熟なため、何かをして欲しい理由や、何かをされて嫌な理由等を適切な言葉を選んで相手に伝える事ができないので会話が手詰まりとなり怒り出す事が多いんですね。子どもって書きましたけど、大人もそうですよね(笑) やはり何かを伝える能力は一生必要であり、大切な誰かに贈る言葉の美しさは人生を左右する力となります。