救命救急講習
こんにちは!うらしまキッズ詫間です。
うらしまキッズ詫間は子供たちの安全を守るため定期的に救命救急講習を受けております。
また、室内にはAEDも完備してあり、子供たちだけでなく保護者の方々の不安を少しでも減らすことができればと思い活動しております。
ASUKAモデルをご存知ですか?
2011年9月29日、桐田明日香さん(小6)が学校のグラウンドで倒れました。彼女は保健室に運ばれましたが教職員は「呼吸がある」「脈も取れた」と判断し心肺蘇生やAEDの使用はせず救急隊の到着を待ちました。
しかし、倒れて11分後に到着した救急隊は、すぐさま心肺停止と判断し、心臓マッサージとAEDによる救命処置を始めましたが彼女は翌日搬送先の病院で亡くなりました。「ママ大好き!」お母さんが彼女を送り出す時に聞いた最後の言葉だったそうです。
「死戦期呼吸」という物があります。これは心停止直後に見られる症状のことなのですが実際には呼吸というより痙攣に近いものです。当時はAEDマニュアルに「呼吸の確認をし、無呼吸ならば使う」と書かれていたので教職員に決定的なミスや怠慢があったとは言えませんが、救命のプロではない我々に呼吸についての正確な判断は難しいと思われます。
『子どもたちを守りたい、死なせたくない』との思いから遺族とさいたま市教育委員会が手を携えて真相究明と再発防止に当たり、教職員用救命マニュアル「ASUKAモデル」が完成しました。ASUKAは勿論、明日香さんの名前からです。
倒れた人の呼吸の有無がわからない場合なども迷わず心臓マッサージとAED装着を行うと明記された点が当時の一般的対応と比べて画期的でした。
うらしまキッズ詫間は意識がない場合は積極的にAEDを使用します。
心肺蘇生をしない時間が増える毎に生存率や社会復帰率に大きな影響を与えるからです。
最後に桐田明日香さんのご冥福をお祈り致します。
新設丁寧な指導。救急隊員の方々ありがとうございました。
訓練とは言え2分間押し続けるのはかなりハードですが子ども達のために頑張ります!